ちょっと意外な人も多いかもしれませんが南アフリカは、良質のワインが楽しめます。特に南部ケープ州のステレンボッシュ地区は、良いブドウができる環境。
「良質でお手軽価格のワイン」が楽しめること間違えなしです。
ベイヤーズクルーフのピノタージュ (Bayerskloof "Pinotage") 2003年ものを試しました。
ピノタージュ100%。
ベリーやプラムのようなフルーティーな香りが楽しめ、なんとなく青臭さもまだ感じます。2003年ということを考慮すると、ほんと長生きできるワインかも。
しっかりした酸とタンニンが感じられ、後味がバランスよく口の中に残ります。
アルコールは14%と高めですが、バランスのよいミネラル感と酸がそれを感じさせませんでした。
ベイヤーズクルーフは「個性あるワインを」をスローガンに1988年、ワイン生産者のトゥルター・ベイヤーズとヨハネスブルクのワイン愛好家達4名が共同で立ち上げたワイナリーです。
ワイン生産のための良質の場所を探し求めた結果、見つけたステレンボッシュの小さな土地……なんと偶然にもそこはトゥルター・ベイヤーズの先祖が5代続いて所有していた場所だったそうです。
ピノタージュはピノ種とサンソ―種を掛け合わせた南アフリカの典型的なブドウの種類で、現在ではすっかり南アフリカの赤ワインを代表するブドウになりました。
このワイナリーはピノタージュアソシエーションの創始者だそうです。
ミディアムボディですが、1本4ユーロ程度という価格を考慮すると、ほんと凄い良質なワイン。南アフリカで一番ポピュラーなレジャー「ブラアイ」にはもってこいのワインです!
ブラアイについてはこちらの➡ブログで
ワイナリーHP➡BEYERSKLOOF